先日広島へ旅行に行ったのですが、楽しみにしていた宮島は厳島神社の大鳥居が修繕工事中で残念でした・・・。
この修繕工事がいつまでなのか、終わるのがいつなのかや、現在の修繕状況を知りたくて、ちょっとまとめてみました。
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厳島神社大鳥居の修繕について
厳島神社大鳥居の修繕についてまとめます。
修繕の期間と時間は下記のようになっているようです。
期間 :2019年6月〜2020年8月頃?
時間 :日中、17:00くらいまで
厳島神社の大鳥居は2019年8月現在改修中。
2019年8月に宮島へ観光旅行に行ったのですが、その時にはすでに足場に囲われている状態。
宮島では夜に観光船が出ており、ライトアップされた鳥居を海から潜ることができるのですが、現在は工事中のため近づいてみることしかできませんでした。残念。
日本人だったら来年も行こう、と考えることができるかもしれませんが、外国からの観光客は残念ですよね。
海から船で鳥居をくぐるのが幻想的でとても好きなので、今年は残念でした。来年あたりまた行ってみようと思います。
大鳥居の工事はいつまで?
大鳥居の工事期間ですが、
予定では2020年 8月までとなっています。
ただし、これはあくまで仮の予定。
鳥居が海の中に建てられているので、
満潮の時は作業ができず時間もかかるのだそうです。
鳥居の工事が終わって、
小船で帰って帰っていく大工さんたちを撮りました。
干潮の間だけでなく潮が満ちてきてからも
17時頃までは工事をするんですね。
観光船のガイドさんによると
厳島神社の大鳥居は海の中に建てられているので
陸に建っている鳥居と比べて劣化しやすく
だいたい140年くらいで建て替えられるのだそうです。
大鳥居は海に置かれた石の上に鳥居をくみ、
それぞれの柱を木組みで支えて倒れないように作られています。
陸の上の鳥居のように海に埋め込んで作ってしまうと
潮にやられてすぐに劣化してしまうのだそうで
この建て方をすると寿命を延ばすことができるのだとか。
昔の人の技術って本当にすごいんですね。
現在の大鳥居は8代目で、
すでに建て替えてから140年が経過しており
建て替え適齢期とも言える時期がきています。
しかし、今回は建て替えではなく
修繕工事が行われています。
本来ならそろそろ建て替えをしたいのですが、
そのために必要になるまっすぐ伸びた楠が少なく、
あったとしても別の神社の御神体になっていたり天然記念物になっていたりで鳥居に使うのは難しいのだそうです。
神社の大鳥居を建て替えるのに、外国から輸入した楠を使っては
なんだか違う気もしますし・・・
とはいえ、どうしようもなくなったら仕方がないですね。
いつかのタイミングでどこかに楠を植えて、それが育つのを待って・・・となるのかもしれませんが、新しい鳥居ができるまで私たちが生きていられるか。。。というところかもしれません。
綺麗に修繕された鳥居が少しでも長く保つように、
また新しい鳥居が少しでも早くできるように祈るばかりです。