2021年の原作完結から2年後。ついにアニメ版でも大団円を迎えた進撃の巨人ですが最終回は複雑な余韻が残る80分でした。最終回ではまた最初のシーンに戻るのか?と思っていたのですが、ある意味そうだったようなそうではなかったような。メインキャラクター全員が救われるハッピーなエンディングではないところが、進撃の巨人らしくてとても良かったです。
作中で気になったのが、エレンのお墓に刻まれた文字。何と書いてあったのでしょうか。また、ミカサはジャンと結婚したのでしょうか。色々考えてみました。
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エレンのお墓の文字の意味は?
進撃の巨人に登場する文字は、日本語のひらがなを逆さにしてすこしデザインを加えたもの。
HUNTER×HUNTERの文字よりも簡単に読むことができます。
エレンのお墓にも何か文字が書いてありましたが、何が書いてあったのでしょうか。
これを見ると、こんなふうに読めますね。
イネムリニツク
ココデトワノ
アナタ
サイアイノ
と言うことは、
最愛のあなた、ここで永遠の居眠りにつく
と書かれていることがわかります。
その上に刻まれている3文字は、漢数字で八四五。エレンの没年を表しています。
エレンがきちんと埋葬されるように、と首を抱いて去っていったミカサ。どのようにしてパラディ島まで戻ったのかはわかりませんが、あの墓を立てたのはきっとミカサでしょう。
一番愛する人を、本人の望みであるとはいえその手で葬ったミカサの心中は、推し量ることすら私には難しいです。「永遠の眠り」としてしまうと本当に終わりになってしまうから、ちょっとだけ、少しの間だけお別れという意味で「居眠り」と書いたのかもしれません。
進撃の巨人は、過去にも未来にも接続できる力を持っていました。ミカサが、余命4年となったエレンと共に逃げ出した世界もあった。数えきれない道筋を辿って、エレンがたどり着いた終幕がいつも同じだったのだと思うとやりきれなくなります。
ミカサとジャンは結婚した?
エンディングでエレンのお墓に何度も訪れるミカサ。それが時が経つと男性を伴い、子供を連れている様子に変わります。
漫画で出てくるこのシーンで、後ろ姿の男性がジャンに見えるということなのでしょうね。
アニメ版のこのシーンでは、男性の髪色がジャンを思わせる色合いです。
もしかしたら、ジャンに付き添われてクリスタの子を連れて一緒にきたのかも?と思ったのですが、それだと子供の髪色がミカサと同じなのは辻褄があいませんね。
もしもジャンがミカサを射止めたのだとしたら、エレンを最愛とするミカサごと、エレンを含めて複雑ながらも愛してくれそうなので最高の関係になれたのではないでしょうか。
エレンは、アルミンとの会話で「10年はひきずってほしい」発言をしてました。その通り、エンディングでは季節が10回巡り、その後でジャンと一緒に現れたのでその間はしっかり引きずったのかもしれません。アルミンも、何かの拍子でその話をしたのかも。
ミカサが連れていた子供は、ヒストリアがやっていた孤児院をミカサが手伝っており、そこの子供を・・・という説もありましたが、赤ん坊1人だけを男性と2人で連れていくでしょうか。それは流石に不自然ではないかと思います。
エンディングのミカサのお葬式の様子では、薬指に光る指輪と大切に持っていたマフラーの、人生の大切な2幕が象徴されていて涙を禁じ得ませんでした。
ジャンは、進撃の巨人84話でもミカサ?との幸せな生活を夢見てましたしね(笑)
途中までクリスタの子供はエレンの子供だとおもってたほど的外れの予想をしてた私の考察?なので色々なところが違っているかもしれません。だけど、こうあってほしいな、と思っています。
まとめ
- エレンのお墓の文字は、「最愛のあなた、ここで永遠の居眠りにつく」
- ミカサの結婚相手は、髪色や身長などからジャン
- 連れていた子供は、髪色がミカサに似ておりおそらくジャンとミカサの子ではないか?
以上、進撃の巨人ファイナルでのお墓の文字、ジャンとミカサのまとめでした。