中世日本では

一生に一度はお伊勢参り
と言われてたみたいで

 

路銀が尽きても沿道で施しを受けられたり
全国的に重要なイベントだったようです。

電車もない時代なので、大坂からは5日間
江戸からは15日間徒歩でかかったみたいです。

今は東京から3時間、路銀も3万円で済むので
めっちゃ良い時代ですよね。

こういう話を聞いていると、
もしかして、イスラム教徒のメッカ詣でも
息抜きというか、
一生に一度のレジャーなんじゃないかって

勝手な想像が膨らみます。

そんなお伊勢参りに行くことになって
ワクワクが止まりません。

調べてみると、参拝には
いろんな作法があるみたい。

早速、自分のメモのためにも
簡単に調べてみることにしました。

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伊勢神宮の回り方

伊勢神宮は

外宮、内宮の2つに

大きく分けることができます。

まずは外宮から先に回って、
内宮に参拝するのが正しい習わしとされているそうです。

外宮の祭神は豊受大神宮
内宮の祭神は天照坐皇大御神

外宮の祭神、豊受大神宮は
イザナミの尿から生まれた
稚産霊(わくむすび)の子で

食物・穀物を司る女神となっています。

内宮の祭神は天照坐皇大御神。

おそらく誰もが知っている、
天照大御神(あまてらすおおみかみ)ですね。

お伊勢参りはお陰参りとも言われ、
自分のお願いをしてよいのは一箇所だけ

お陰参りは基本的には

これまで、守っていただいて
ありがとうございましたという

感謝を伝えに行くお参りなのです。

なので、その一箇所の他には
お賽銭箱は無いそうです。

 

 

外宮の回り方と所要時間

外宮の参拝所要時間は、
30分から60分だそうです。

外宮には、8箇所のポイントがあり、

  1. 火除橋
    ※清盛楠
  2. 手水舎
  3. せんぐう館
    ※まがたま池
  4. 外宮神楽殿
    ※四至神
    ※五丈殿・九丈殿
  5. 古殿地
  6. 正宮 豊受大神宮
  7. 三ツ石
  8. 別宮 多賀宮
    ※土宮
    ※下御井神社
    ※風宮
    ※御厩
    ※渡会国見神社・大津神社
    ※北御門

の順でめぐるそうです。

1~8のみの参拝だと30分、
※のポイントも入れた参拝だと60分のコース。

 

伊勢神宮の公式サイトにも
詳しいモデルコースが掲載されていましたので

そちらもご参照ください!

外宮のモデルコース

 

内宮の回り方と所要時間

内宮の参拝所要時間は

さらっとコースで60分、
じっくりコースで90分。

主要ポイントは9箇所あって、

  1. 宇治橋
    ※神苑
  2. 手水舎、御手洗場
  3. 瀧祭神
  4. 内宮神楽殿
    ※忌火屋殿、祓所
    ※御贄調舎
  5. 正宮 皇大御神宮
  6. 御稲御蔵
    ※外幣殿
  7. 別宮 荒祭宮
    ※御酒殿、由貴御倉
    ※四至神
  8. 別宮 風日祈宮
    ※御厩
  9. 参集殿
    ※大山祇神社、子安神社

※のポイントを入れた参拝だと90分になります。

伊勢神宮の公式HPでの紹介は
下のリンクを見てみてください!

伊勢神宮内宮の回り方

お願いができるのはどこ?

伊勢神宮では基本的にお願いごとはできません。

御伊勢参りをするときは、
これまで生きてこられた感謝を表明するのが先で、
そのため御賽銭箱もないのだとか。

お賽銭をあげられるのは、
天皇陛下だけだというので

それは畏れ多くてお願い事できませんね。

そんな伊勢神宮にも一箇所ずつだけ
御願い事OKの場所があります。

それは、外宮と内宮それぞれの
第一の別宮と言われるところ。

外宮では多賀宮、
内宮では荒祭宮ですね。

正宮へは御願い事をしてはいけないので
充分気をつけましょう!