漫画家のさくらももこさんが、
53歳という早すぎる死を迎えて
衝撃が走りました。
西城秀樹さんに続いて、
さくらももこまで逝ってしまうなんて
平成最後の年は、昭和生まれにとって
あまりに寂しいものになってしまいましたね。
さくらももこさんの癌治療が
ほとんど周りに公開されてなかったので、
いつから?病院は?など
いろいろ話題になってましたが、
どうも、抗がん剤を使わずに
民間療法に頼ってたみたいです。
どんな民間療法を試してたんでしょうか、
抗がん剤は使わなかったのでしょうか?
調べて簡単にまとめてみます。
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民間療法は何?
さくらももこさんが試していた
民間療法ってなんだったのでしょうか?
ニュースサイトを見てみると、
こんなふうに書かれてました。
良いと聞けば資料を集め、
気に入ると全国の民間療法施設に出かけたりしていた(略)
器具を用いて波動の測定をしたり、
食事療法のアドバイスなども、
熱心に取り組んでいたようです
さくらももこさんの民間療法といえば、
エッセイに書いていた飲尿健康法を思い出しますが。。。
癌には効果なさそうですよね。
さくらももこさんは、スピリチュアルにも傾倒していて
パワースポットやパワーストーンが好きだったり、
ピラミッドパワーにも興味があったそうなのですが、
がんの治療はしたほうが良いですよね。
さくら先生はもともと、
スピリチュアル(精神世界)に大変、
興味を持っていて自宅の仕事部屋にも
ピラミッドパワーが集まるという帽子があったり、
関連書籍も山積みになっていました」
ということですが、
ピラミッドパワーの集まる帽子ってこれでしょうか。
東京ピラミッドのホームページから
買えるみたいです。
快眠のためってことですが、
これをかぶって眠るのは難しそうですね。
私も結構スピリチュアルは好きなのですが、
イハレアカラ・ヒューレン博士にしても
ザ・シークレットのロンダ・バーンにしても、
近代医療を否定してはいないんですよね。
”治った”と信じることも大切ですが、
意志の力だけで現象を変えるには
信じるに足る根拠がたりない。
だから、医者にかかって効果があるという薬を使い、
こうしたんだから治る、と信じることで治る
というプロセスも有効なのかもしれません。
一概に近代療法を否定するのも
良くないなって思っちゃいますね。
抗がん剤は不使用だった?
さくらももこさんは
抗がん剤を使わなかったのでしょうか?
最初の乳がん発症のときには、
手術や抗がん剤治療で回復し、
状態が落ち着いていたそうなのですが、
再発してからは抗がん剤を使わず、
民間療法に頼っていたのだそうです。
再発してからは抗がん剤を使用するような、
いわゆる標準治療をしていなかったそうなんです。
そもそも、抗がん剤が体に合わず、
仕事に支障が出ていたそうなので
それもあって抗がん剤の治療を
やめたのかもしれませんね。
乳がん発症時に使用していた抗がん剤の副作用が、
相当、辛かったようで、
身体にも合わなかった。そのため、仕事に支障がないようにと
民間療法を試すようになったのだと聞いています。
がんで死ぬのではなく、
抗がん剤で死ぬのだ、という説もあるくらい、
辛いと言われる抗がん剤治療。
がんは、自分の体の組織が
細胞の自己死をしない状態になってしまったもので、
いわば、自分の体の一部。
それを退治するために、
周囲を含め、自分の体にも
大きなダメージのかかる処置をしなくてはならないそうです。
まだ広まってはいないのですが、
がんになった細胞を取り出して培養し、
各種抗がん剤を投与して
有効な物を特定し、治療するという
アプローチが登場しているようですね。
抗がん剤が体に大きな負担を与えるのは事実なので
どうせ使うなら、きつくても有効性が保証されているものを
使いたいなって思いますね。
病院はどこ?
さくらももこさんが通っていた病院は
どこだったのでしょうか?
Newsポストセブンによると、
小林麻央さんが乳がん発覚直後に
通っていた病院だったのだそうです。
東京都心にある自宅からすぐ近くにある
総合病院に通って治療を続けていたようだ。奇しくも、そこは、乳がん闘病の末に昨年、
命を落とした元アナウンサーの小林麻央さん(享年34)も
がん発覚直後に通っていた病院だった
小林麻央さんが通っていた病院、というと、
標準治療をしないで、気功を推奨して
病状を進行させてしまったというクリニックでしょうか。
合う人には合うのか、
終末期の緩和ケア、メンタルケアに近いところなのかで
評価は分かれるんじゃないかと思いますね。
病院っていうと、どこに行っても同じ薬が出て
同じ治療をされるってイメージがあるんですが、
自然療法を進められたり、
手術をするか、温存するかなど
お医者さんの好みによって様々ですよね。
その病院に通っている営業さんや
メーカーとの絡みもあるのかもしれません。
抗がん剤で苦しんで、
ベッドの上で何年も生き延びるのか、
自然に任せて寿命を迎えるのか、となると
QOLの観点からみても
自分でしっかり考え、納得して決断したのなら
どんな結果になっても良いのかもしれませんね。
以上、さくらももこさんと抗がん剤についてでした。