今年は、いろんな有名人が亡くなって、
寂しい年になりました。

平成最後の年に、
平成を代表する方達が
亡くなってしまうのはとても寂しいですね。

新しい時代のスターも楽しみですが、
一つの時代の終わりを感じると切ない気もします。

女優の樹木希林さんが無くなったというニュースを聞いて
すごくびっくりしました。

死因は全身に転移した癌だそうですが、
最初はどこの癌だったのでしょうか?

また、抗がん剤を使っていなかったそうですが、
どのような治療法を試していたのでしょうか。

簡単に調べてみることにしました。

 

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樹木希林さんについて

樹木希林

 

名前  :樹木希林
読み方 :きき きりん
本名  :内田 啓子

生年月日:1943年1月15日
年齢  :75歳 (2018年現在)

身長  :160 cm
血液型 :A型

出身地 :東京都千代田区

 

樹木希林さんの女優としてのルーツは
高校(千代田女学園)の演劇部から。

当時は薬剤師を目指していたそうですが、
受験直前にスキーで怪我を負い、進学を断念。

1961年、18歳のときに文学座付属演劇研究所へ入り、
1964年に『七人の孫』でテレビデビュー。

当時50歳だった森繁久彌さんの孫の一人として
人気を博したのだそうです。

森繁久彌、当時からおじいちゃんだったなんて
とんでもないことですね。。。

歌丸師匠みたいですねw

樹木希林さんは、
おばさんとか老け役のイメージがありますが、

その魁となったのが、

ドラマ『寺内貫太郎一家』

当時、30代前半だったのですが、
小林亜星(当時40代)の母親役を演じたそうです。

そんな昔から老け役だったんですね…。

私生活では、

1964年、俳優の岸田森さんとご結婚、
1968年に離婚

1973年10月に内田裕也と再婚、
1年半で別居

となっています。

恋多き女性ですね。

内田裕也さんは1981年に離婚届を提出したそうですが、
樹木希林さんがこれを拒否、
離婚無効の裁判を起こして勝訴したそうです。

これもとんでもないですね・・・

こんな経緯があったなら、
内田裕也のスキャンダルも
”浮気”なんて言えないかもですね(笑)

 

2008年、紫綬褒章を受賞するなど、
日本を代表する女優の一人。

無くなってしまったのが残念ですが、
改めて、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

樹木希林の死因は?

樹木希林さんの死因はなんだったのでしょうか?

ニュースを見てみると、
全身を癌に侵されていたそうですね。

5年前に全身のがんであることを明かし、
先月13日には左大腿(だいたい)骨を骨折し入院中だった。
ニッカンスポーツ記事より

最後は大腿骨骨折で入院中だったみたいですが、
ずっと元気に活動されてました。

最期はご自宅で、ご家族に看取られたそうなので
ちょっと、羨ましいなと思ってしまいます。

いろんな芸能人の方が、

ガンがわかったニュースを見ていくと

最後はボロボロになっていくのに、

樹木希林さんがずっと現役で
活動されてた理由って何なのでしょうか?

これも気になるところですね・・・。

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抗癌剤治療は?治療法も!

全身のガンが発見されてから亡くなるまで、
樹木希林さんは5年間も元気で、
現役で女優活動を続けてました。

癌が発見された有名人はすぐに亡くなってしまったり、
療養に入る方も多く、
残念なニュースを聞くことも多いのですが、

なぜ彼女の場合は最後まで
生活の質を保てたのでしょうか?

実は、樹木希林さんの場合、

お医者さんのいうことを全て鵜呑みにしたわけじゃなく、
ある程度自分で調べて判断してたみたいです。

乳がんが見つかったのは2004年なのだそうですが、

最初に触診で感づいたのが6月、

病院を受診したのが9月で、

摘出手術をしたのが2005年1月のこと。

触診で気づいてから後、
色々調べてから9月に受診し、
仕事と相談して摘出手術を受けたみたいです。

手術後のホルモン剤治療も、
合わないと思ったらすぐにストップ。

自分の体調を見て、
よくなさそうなら投薬をやめるのって、
なかなかできないすごい英断ですよね。

樹木は04年に乳がんを患い、
翌年には右乳房を全摘手術。

08年頃には、腸や副腎、脊髄にがんが転移し、
13個所を放射線照射で治療したという。

しかし、現在もお酒を飲み続けており、
さらにはがんの治療薬を
飲んでいないことを告白している。

週刊新調の記事より

もともと、ガンは自分の体の一部で、
退治するためには抗がん剤を使い、
体の中の正常な細胞も一緒に
退治することになってしまいます。

抗癌剤自体が体には猛毒で、
髪が抜けたり吐き気はもちろん、
全身がボロボロになっていきます。

それでも効けばいいのですが、

効かなかった時は体を痛めつけただけに
なってしまうこともあるのかもしれません。

抗癌剤の副作用で正常な生活を送れなくなるなら、
抗癌剤を使わずに
普通の日常を送るという選択肢もあるのかもしれません。

ただ、抗癌剤がバッチリ効いて寛解することもあるので、
素人判断は難しいのですが…。

もしもの時、後悔しないように
予め勉強しておくことは、良いことかもしれませんね。

陽子線治療とは?

樹木希林さんの放射線治療は、
「陽子線治療」と呼ばれるもの。

これも頻繁にやっていたわけではなく
数年に一階、様子を見ながらやっていたのだそう。

一回300万近くするそうなので、
何度も何度も出来るものではないのでしょうね。

「陽子線治療は、粒子加速器を用いて
水素の原子核のエネルギーを高めて治療に用います。

(略)

陽子線治療は、設定した深さに到達した時に
最大のエネルギーを放出するため、

病巣のみに集中した効果が期待できます。」

ASAHI Plusより

また、なかなか実施している病院も少なく、
費用も莫大にかかるそうです。

施設によっては入院費や診察費を含めて
1回の治療で300万円以上かかるところもあります

ASAHI Plusより

陽子線治療は保険外の先進医療なので
すごくお金がかかるみたい。

いくらお金がかかったとしても、
治療を受けたい、ってこともありますよね。

私は、ピロリ菌と鳥肌胃炎の診断を受けたとき、
慌ててがん保険に入りましたw

転ばぬ先の杖、診断されてからは入れないし
早いうちに考えておくのは大事かもしれませんね。

面談は無料だし、行ってみても良いのでは無いでしょうか?

 

最初のガンは?

全身のガンということですが、

最初のガンはどこからだったのでしょうか?

調べてみると、最初は乳がんからで

全身に転移したみたいです。

2004年、乳がんから始まって、
2008年には腸、副腎、脊髄に転移、

2013年全身癌と宣告されても、
元気で仕事もこなしている樹木希林さん
癌専門情報サイトより

全身のガンがわかってからも5年間、
精力的に活動を続けるなんて、
本当に女優魂を感じます。

2018年7月29日・8月5日放送の『ザ・ノンフィクション』では、

内田裕也さんの特集、
「転がる魂 内田裕也」のナレーションも
務められてましたね。

これが最期の仕事というのが
なんだか、人の縁だなって思いますね。

最後になりましたが、
樹木希林さん、

本当にありがとうございました。
ゆっくりお休みください。